自宅を購入するときに、住宅ローンを利用する方が多いと思います。
しかし、もしも資金があるのであれば、不動産の現金一括購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ここでは、不動産を現金一括購入するメリットとデメリットをご紹介します。
不動産を現金一括購入するメリット
自宅などの不動産を現金一括購入するメリットは以下です。
諸費用を大幅に節約できる
住宅ローンを組んで自宅を購入すると、さまざまな費用が発生します。
●利息
●保証料
●事務手数料
●印紙税
●登録免許税・登記手数料(抵当権設定)
現金一括購入なら、これらの費用が発生しません。
たとえば3,000万円の住宅ローンを借りて自宅を購入した場合、利息を除いたこれらの諸費用は70万円以上かかるので、かなりの節約になります。
住宅ローンの審査が不要だから手間と時間がかからない
ローンの審査は事前審査が2日~1週間、本審査が1週間~1か月、契約締結・融資まで1か月~2か月かかります。
現金一括購入なら3か月も待つ必要はありません。
また、審査にはたくさんの書類が必要となり、準備するのに手間と時間がかかりますが、書類も不要なので手間も省けます。
団体信用生命保険の加入が不要
住宅ローンを借りる際、団体信用生命保険への加入が義務付けられていますが、現金一括購入なら入る義務はありません。
不動産を現金一括購入するデメリット
不動産を現金一括購入するデメリットは以下です。
住宅ローン減税が適用されない
住宅ローンを組んで自宅を購入した場合、住宅ローン減税を受けられます。
具体的には、年末時点のローン残高の1%に相当する額を最大で年間40万円、最長10年間、所得税と住民税から控除できる仕組みです。
自宅を現金一括購入した場合、住宅ローン減税は受けられません。
また、住宅ローン減税だけではなく、すまい給付金を受けられない可能性があります。
預貯金が大きく減る
不動産は高額なので、現金一括購入すると預貯金が大きく減ります。
貯金の残高が少なければ心理的に不安になってストレスが溜まり、急な出費があったときに困ります。
まとめ
自宅などの不動産を現金一括購入すると、多額の諸費用と審査にかかる手間と時間を節約できるメリットがあります。
しかし、住宅ローン減税やすまい給付金を受けられず、また預貯金が大きく減る点がデメリットです。
現金一括購入のほうが費用を大きく節約できますが、住宅ローンは金利が低いので、住宅ローン減税やすまい給付金を利用すれば実質的にはあまり費用がかからない場合もあります。
そのため、双方の費用をシミュレーションして決めると良いでしょう。
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