
マンションを売却する際、エアコンをそのまま残すべきか撤去するべきか、判断に迷う方は多いのではないでしょうか。
買主とのトラブルを避けるためには、エアコンの扱いについて事前にしっかりと決めておくことが大切です。
本記事では、マンション売却時のエアコンの取り扱いについて、残す・撤去する場合の判断基準や注意点を解説いたします。
マンション売却時エアコンはどうするのか
マンション売却時のエアコンは、原則として「付帯設備」として扱われます。
付帯設備とは、建物に取り付けられた設備のうち、取り外しが容易でないものや、買主が使用を前提としているものを指します。
エアコンもこの定義に該当するため、残す場合は買主の了承を得ることが基本です。
一方で、売主がエアコンを撤去したい場合は、事前にその意向を明示し、買主との合意形成が必要となります。
また、残す場合は「付帯設備表」に記載し、動作確認の有無や不具合の有無なども明示しておくことが求められます。
なお、撤去する際には、引き渡しまでのタイミングを見計らい、室内の印象を損なわないよう配慮が必要です。
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売却時にエアコンを残したほうがいいケースと撤去したほうがいいケース
エアコンを残したほうがよいとされるケースは、比較的新しく、使用年数が浅い場合です。
製造から5年以内であれば、性能も保たれており、買主がそのまま使える可能性が高くなります。
とくに、リフォーム済み物件やファミリー向けのマンションでは、エアコンが残っていることで好印象につながることもあります。
一方、古くて性能が劣っているエアコンを無理に残すと、買主側が交換の手間や費用を負担する可能性があるため、避けたほうがよいでしょう。
このような場合は、撤去して室内をすっきり見せることで、内覧時の印象を良くすることができます。
また、空室で販売する際には、エアコンを取り外しておくことで全体の清潔感が演出できます。
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マンション売却時にエアコンを残すとき、撤去するときの注意点
エアコンを残す場合、まずは付帯設備表を活用して、設備の状態を正確に記載しておくことが大切です。
動作確認済みか否か、故障や不具合がないか、買主に誤解が生じないように細かく記載しておきましょう。
また、引き渡し後にエアコンの故障が判明した場合、契約不適合責任を問われるリスクもあるため、状態の明示が不可欠です。
撤去する際には、室内の印象を損なわないよう、作業のタイミングを内覧や契約スケジュールに合わせる工夫が求められます。
なお、撤去後の処分には、家電リサイクル法に基づく手続きが必要であり、費用や搬出方法の確認も忘れてはいけません。
業者に依頼する場合は、信頼できる専門業者を選ぶことが大切です。
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まとめ
マンション売却時のエアコンは、付帯設備として扱うか撤去するかを明確にし、買主との合意形成が不可欠です。
新しいエアコンであれば、残すメリットがありますが、古い場合は撤去して室内を整える方が効果的です。
いずれの場合も、付帯設備表への記載や処分時の費用、作業のタイミングに注意し、円滑な売却を目指しましょう。
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